いよいよ大学編!
何から書いたらいいか、
色々あり過ぎて文章化が本当に困難・・
■モラトリアム
(Wikipedia)
学生など、社会に出て一人前の人間となるのを猶予されている状態を指す。
日本では、社会的に認められた期間を徒過したにも関わらず、猶予を求める状態を指して、否定的意味で用いられることが多い。
大学時代は、正に
モラトリアム時間だと思います。
そして受験当時流行っていた椎名林檎の
「無罪モラトリアム」
(Wikipedia)
「人として真面目に生きていこうとする以上、社会に適合できないモラトリアムな瞬間はきっと誰にでもあるのだから、自分自身のためにも『それは無罪なんだ』と言いたい」というメッセージ。
うん。
勉強しないで全力で遊んでたけど、
「それは、無罪なんだ」
全力で遊ぶきっかけとなった
学部・志望大学選びから振り返ります。
■大学行くなら社会学部
部活を引退し、40キロハイクも連覇し、やることがなくなった私。
部活で苦しめられた「重度の貧血」は完治しましたが、別の病に侵されていました。
それは、
「燃え尽き症候群」
一応、大学進学を志すも、全くやる気がでない・・・
なぜなら、大学でやりたいことが分からないから。
法律も経済も文学も外国語も、全部全く興味がない・・
そんな中、「社会学部」という存在を知る。
社会学
《Wikipedia》
社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズム・因果関係を統計・データなどを用いて分析することで解明する学問である。
うん。
曖昧過ぎて、全然分からない。
でも、
「広く(浅く)色々出来そう」
「とりあえず、大学行ってからやりたいことを見つけよう」
ということで、
大学進学するなら「社会学部」に決めました。
偏差値27.5なので、
「行けるかどうか」、は全く考えず
(その考えだとどこにも行けない)
「行きたいかどうか」だけを考えて決めました。
■オープンキャンパス
社会学部がある大学縛りで、オープンキャンパスへ。
■R大学
東武東上線の最上流階級「池袋」のおしゃれ大学の社会学部
→おしゃれ過ぎて東上線最下層民には、場違い感が半端ない。
■H大学
・東京の23区じゃない方に独立国家のあるH大学の社会学部
→自然豊かで落ち着く。
自然豊か過ぎるけど。
と、社会学部のあるその2大学をで考えていましたが、
折角だからと、冷やかしで早稲田のオープンキャンパスも行ってみることに・・
■早稲田大学
■衝撃的な紺碧の空
大学内を巡っていると、大隈重信像の前で
応援団とチアのパフォーマンスが始まり校歌を歌い始める。
「おおー!男子校みたいだ!いいなー!」
と親近感を感じていると・・・
それまで近くで雑誌を売ってた関係ない早大生3人が・・
なぜか、突然円陣組み、
触発されて「紺碧の空」を歌い始めた!!
「???!!!!」
周りにいた見学の高校生(特に女子)
「えっ・・なんで?!」
「意味が分からない・・」
「怖い・・」
とドン引き
そんな空気・冷たい視線を
完全無視して
紺碧の空を最後まで歌い切る3人。
「あ、この大学の人達、馬鹿だ。
絶対この大学に行く!!」
と、早稲田に行くことを決めた瞬間でした。
■受験対策
こうして目標は決まったものの、
現実(偏差値27.5)との絶望的な差
「絶対無理だよ」と周囲から言われる中、
無視して目標に突き進む。
「無理」とかは部活で聞き飽きていたし、
何より、部活よりも勉強の方が楽。
■早稲田入試の特徴
早稲田の入試の特徴はこんな感じ
(記憶によると)
■英語 →マニアック
■日本史 →変態
■国語 →超変態
日本史など教科書を持ち込んでも、そのまま解答できる問題は出ないイメージ
見たことのない問題・選択肢を、前後の文章や、かすかにある知っている単語を総動員して、何かヒントを見つけてそこから推理して正解にたどり着く
最下位から合格を目指す私には、
センター対策などで雄著に学力を伸ばす時間がないため、
ひたすら早稲田のマニアックな問題に慣れました。
慣れるために志望学部以外の過去問も勉強。
それぞれの学部の入試の特徴は、こんな感じです。
(個人の独断と偏見です)
社学の入試対策としては、
変態さを高めて、鉛筆転がしの精度を上げる。
その受験勉強の結果・・
センター試験はあまりできないけど、
早稲田の問題は解ける
変態の完成!!
■国語:変態化して克服
(くせのある早大模試では全国5位になったことも。)
■日本史:適度に変態化
(終わりのない泥沼。本気でハマるとやばい)
■英語:最後まで足を引っ張る
(何とか一般レベルへ到達)
■受験結果
現役時
・R大社会×
・H大社会×
・早大社会科学部×
高校4年時
・T洋大社会〇
・関西のK大社会〇
・関西のR大産業社会〇
・早大社会科学部〇
2年計画で合格できました!
■学部ヒエラルキー
そして、早大入試の難しさは、
そのまま入学後の学部ヒエラルキー・学部色になります。
(個人の独断と偏見です)
■最下層の楽園
当然、鉛筆転がしの社会科学部は一番低い。
そんな環境は、高校から最下層だった私にとっては、
最高でした。
(クズの素質しかなかったので。)
多分、高校時代にある程度優等生だった人にとっては、
クズに堕ちる「罠」が沢山。
【クズ量産理由①】何を勉強しているか、わからない
社会科学部は、政経・法・商の2部を統合して作られた。
社会学以外でも、何でも出来るのと同時に、
何を専門にやっているか分からない
専門性を高めたかった意欲の高い真面目な優等生にとっては戸惑い。
【私】→最高
当初から社会学希望でモラトリアムを満喫。
【クズ量産理由②】13時から始まる昼夜開校学部(当時)
真面目に規則正しい学校生活をしてきた優等生にとっては衝撃の変化。
高校午前中に授業がないため、生活のリズムを崩す人も。
【私】→最高!
高校から自主カクトを駆使して、自主フレックス制をしていたのが、公式になった。
→毎日オールが出来てしまい、やりたい放題。
さらにクズの生活へ。
【クズ量産理由③】単位を取るのが超楽
「テストの裏に校歌を書くと単位来る」
「テストに名前を書くと単位来る」
という「都市伝説」があるくらい。
他の厳しい学部に、殺意を向けられるくらい単位を取るのが楽
そのため、優等生だった人には、
本気でやらなくても単位が取れてしまい、
受験の難しさとのギャップに戸惑う。
【私】→その楽な環境で留年しかける。
(詳しくは次回)
ちなみに、テストの「都市伝説」は、
全て実践しましたが、単位は取れませんでした!
《まとめ》
■早稲田社学は、クズには最高の楽園
→クズ生活に慣れていないエリートは、入学後に廃人になる可能性大
→もともとクズで廃人にとっては関係なし。
■人生のコスパ最強学部
効率よく「早大」に入れ、
最下層なので無駄なプライドも持たず、
単位に縛られず、
本気でやりたい事に熱中できる。
コストパフォーマンス最強の学部
■「社学はテストの裏に校歌を書けば単位が・・」
→純粋に信じて大怪我しました(自業自得)
→嘘の噂を流したやつ出てこい!(他責)
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