2002年 大学2年の夏 自転車日本一周に挑戦
《約20年前の日記と写真まとめ》
前編
中編
続いて後編・最終章
九州上陸と再会!!
59日目(9月27日)
美弥スタート
朝から雨のスタート。雨はテンションが落ちる。
ただ、今日はどうしても福岡までたどり着きたい!
雨宿りなどはせず、雨の中ひたすら進む。
下関
下関までの48㎞は常に雨が降ったりやんだり。
山深いのに小中学生が通学している。
どこに家があるんだ?
壇ノ浦古戦場
かつての合戦の地。
海は少し暗い色。
そんな中、安徳帝を祭った赤山神社の鳥居の色が映える。
関門海峡の地下道を通り、九州上陸
北九州
ようやく休憩してガストへ。
雨もやみ、満腹になってやる気が出てくる。
3号線をひたすら走る。
道が広いし舗装も綺麗。
古賀
4時ぐらいから暗くなってきて、雨。
今までは雨は涼しくて快適だったが、9月末になり少し寒くなってきた。
博多駅
市街地の明るさ、おしゃれさは久しぶり。
80km
そして・・
1年前、沖縄住み込み農作業でお世話になったT田さんと再会!!
家に泊めて頂くことになり、シャワーをお借りして久しぶりの文明生活。
そして、一緒に沖縄料理のお店で最高の時間。
もう社会人数年目であるT田さんが、大学2年の年の離れた私に色々と話してくれるのが嬉しかった。
T田さんを見習って、
「その時その時を精一杯、後悔なく生きたい。」
「納得でき、満足できる生き方をしたい」
20年経って、気付けば私もT田さんと近い業界でやらせていただいています。今、立場が代わり社会人になってからも常に刺激を頂いています!
今度は仕事でも何かご一緒出来ると嬉しいですし、またコロナ終わったら沢山飲みましょう!
60日目(9月28日)
博多スタート
朝起きてテントじゃない事に少し驚く。
T田さん邸に泊めていただき、改めて文明的な朝。
日の丸の旗に応援を書いてもらう。
達筆でかっこいい!
そして見送っていただきながら出発!
大宰府
雲が煙のように早く流れる日
鳥栖(とす)
佐賀に入ると一気に雰囲気が変わる。
山。
吉野ケ里遺跡
道を間違いながらもたどり着く。
大和ゴール
今日は健康ランドで休む。
2日続けて屋根あり風呂ありの生活。
贅沢。
自転車から荷物を降ろしていると、おじいさんが話しかけてきて、色々と気にかけてくれる。
「若いうちは、マイナスの体験を沢山した方がいい。
人に裏切られたり、振られたり、つらい思いを沢山した方がいい。
そうすると、人生はどんどん楽しくなる。
でも、そのためには本気で物事に取り組み、
信じたことに本気でぶつかる事。」
昨日のT田さんの話とも重なり、勉強になる。
今この瞬間、目の前の旅で、苦しみも楽しみも本気で味わおう。
120km
幻想的な景色と最西端!
61日目
大和田スタート
24時間の健康ランドで豪華に朝露天風呂。
鳥取の時は満月だった月が、もう三日月になっている。
新月までにゴールできるのか?
出発してコンビニで食事をすると朝日が出てくる。
その瞬間しか見れない景色
34号線を走る。
朝はいつも気持ちがよく、距離が伸ばせる。
武雄
少し登り坂。
「武雄温泉おすすめですよ」
通り過ぎた後に、後輩からメールで進められるが戻る余裕がないのでスルー
健康ランドも温泉も温まるのは一緒だし。
山内
はがきを買って、大学の先生宛に書く。
「今日は9月29日でまだ九州、授業開始に間に合いません。
でも頑張ってるからなにとぞ単位は。。」
でも結局は自分次第・・
佐世保
ガストで昼食。
いつもやっているランチお替りサービスが休日でやっていなくて残念。
代わりにドリンクお替りを何度もする。
日宇
郵便局で先生達へのお情け頂戴はがきを出す。
郵便局の方に話しかけられ、最西端を目指していると伝えると、往復する間荷物を預かってくれるとのこと。
軽くなり自転車への負担が減らせるので非常に助かる!
無償の行為に心から感謝。
佐世保駅前は米軍基地が近いため外人も多い。
道が狭く交通量が多い。
かといって歩道を走ると、段差が走りずらい。
11号→139号→18号線と下り坂を下り、目的地に到着!
上り坂を上って到着する事が多かったので、意外だった。
神崎鼻公園
本州最西端へ到着!!
そして戻る道は勿論上り坂。
途中寄り道するも・・
無事、日宇の郵便局の営業時間内に戻ってこれる。
親切な店員さんは席を外していたが、皆さんにお礼を伝える。
本日はそのまま市内野宿。
久しぶりのテント泊
50km
62日目
佐世保スタート
テン場が見つからず仕方なく〇〇中学校の校庭で野宿
そういえば、真夜中に校庭でサッカーする人達がいてうるさくてなかなか眠れなかった。
あれ?
普通、そんな夜中にサッカーするいるか・・?
・・深く考えずにスタート
朝は寒くなってきたが、清々しい。
しばらく進むとアップダウンの繰り返し。
江上浦
綺麗な風景。
はっきりは見えなかったが、潮の流れが交差しているのは見えた。
西彼・琴海・時津
その後の下り坂でパンク。
修理をして走り出す。
1㎞ほど走ってまたパンク。
どうやらタイヤの側面がほつれてパンクしやすくなっているようだ。
コンビニでガムテープを買って応急処置。
長崎
とにかく車が多い。
市街地は歩道は人、車道は車・バス。つらい・・
平和記念像
平和
長崎スペシャルちゃんぽん
原爆資料館は残酷なものばかりと思っていたが、違った。
色々と勉強になった。
三和
その後自転車修理のため10キロほど離れた町へ
工場があるためか、車がひっきりなしに通る。
道路が見えないくらい。
なんと自転車屋で修理してもらう。
そのまま近くの21時までという近くの温泉へ。
何とか間に合うも、テン場がまた探せず・・
135km
天草へ上陸
63日目(10月1日)
三和スタート
とうとう10月になってしまった。
夏休み終了。授業スタート。
だけどまだ旅は終わらない。
そして単位1つでも落としたら留年確定のがけっぷち・・
とにかく進む。
長崎・茂木
長崎の交通手段でチャリは最悪だと本当に思う。
峠のような坂道しかなく、道が狭く、周りは住宅。
自転車がきつい・・
8:00のフェリーに間に合い、充電とタイヤ交換。
天草
本渡
殉教公園
切支丹館
高台にあるので見晴らしがいい
墓も高台。
他にも景色が輝いていた。
水俣
去年南九州チャリで使ったフェリーで水俣へ。
水俣ではコインランドリーを探して野宿場探しへ・・
60km
64日目
水俣スタート
公園のテン場は蚊に悩まされる。
少し遅めの8:30スタート
から
大口
下りはカーブが多く、超集中する。
手元の速度計で50㎞でてた。
山野小学校は山の中。
菱刈・粟野・溝辺
アップダウンが激しく無心で走り続ける。
風景だけが癒し
加治木
鹿児島
西鹿児島駅を通って、Nりさんおすすめのザボンラーメンを食べる
港で野宿。
50
港で野宿。
50
港で野宿。
50
50km
桜島と最南端!!
65日目
鹿児島スタート
テン場は美しい港が見えて静かで最高だった。
朝日をフェリーで見たかったので5時起き。
吉野家で朝食、桜島フェリーへ
桜島
去年来た時よりも、桜島に灰がない気がする。
まだ活動している火山
そして展望台へ
垂水
ここからは坂道
菅原神社
古いらしい
鳥居が面白い
大根占
切れそうになるくらいのアップダウン
というより、峠の連続。
つらいが、足元だけを見続けてこぎ続ける。
佐多町
やっと最南端の町。
荷物を置いて岬に挑む。
高低差が激しく、高校陸上部を思い出すきつさ。
一体何回峠を越えただろう。
車が来ないのがせめてもの救い。
大泊
チャリはここまで。
佐多岬
これからはゴール目指して無事に帰るだけ!
根占
久しぶりに温泉に入り生き返る。
105km
66日目
根占
テン場は温泉・コンビニも近くいい環境だった。
7時に出発し、5キロ先のジョイフルで朝食。
大根占
色とりどりの花。
鹿屋・串良・大崎
去年通った道なので、懐かしみながら走る。
黒豚とんかつ定食はおいしかった。
串間・南郷
ずっとアップダウン。
去年一緒に走った女子メンバーはこんな道をはよくついてこれたと思う。
日南
特にアップダウンが激しくなる。
油津ゴール
コインランドリー・ジョイフルによりテン場探し
120km
青島での誓い
67日目
油津スタート
公園で野宿。
コンビニで朝食。2食分ぐらい食べる。
今日はかなり過酷なので大目に食べておく。
長く走る日に晴れたのが嬉しい。
日南フェニックスロード
海・ヤシの木・ハイビスカスの美しさに上り坂のつらさが和らぐ
サボテンハーブ園の一面のサボテン。
鬼の洗濯岩が広がる。
去年は雨だったので寄らなかった堀切峠。
青島
色々な人の絵馬がある。
「●●高校にうかりますように」
「〇〇できますように」
という他力本願の一般人の絵馬に対して、
上原投手の絵馬
自分を信じられるだけの力を苦労して身に着けよう。
宮崎
巨人軍のホテル
車のナンバーが「7777」「3333」・・
通行人のおばあちゃんが、「がんばってね!」と千円くれた。
ありがとうございます!!
この辺でおすすめの食事処はありますか?
と聞いてみると、ジョイフルを紹介してくれたのでジョイフルへ笑
平和公園
延岡までの道は力が出ない・・
チキン南蛮食べても変わらず。
T田さんも言ってた「やるときはやり、抜くときは抜く」を思い出し、無理にナイトランをするのは止めて川南で泊まることにする。
川南
駅の近くの自然公園
本当に真っ暗。
そんな中、明かりと大人数の話す声。
通り過ぎようとすると声を掛けられる。
地元の子供会の祭りのようで、大人子供に色々と質問される。
チャリダーはかなり珍しいらしい。
さらに、お好み焼きやビールもいただく。
この辺コンビニないのですごく助かった。
地元みたいに懐かしい雰囲気。
そして、みんな帰った後野宿。
本当に真っ暗な中で1人。
孤独。
80km
67日目
川南スタート
5時に起きてもまだ真っ暗。
昨日の不足分を取り返すため、ライトをつけてパッキングしてスタート。
明かりが全くなく、未知の土地をライトの明かりのみで進むのは少し怖い。
10号に出るころには明るくなっており、コンビニでカレーを食べていると日の出がでてきた。
昨日つくはずだった延岡まであと40㎞
日向
運動会をしている学校が多い。
雨の予報だったが、まだ雨は降らない。
延岡
9時までに50㎞初めて走った。
流石に疲れた。
ジョイフルで2食分食べる。
少し寝るとかなり回復した。
道の駅はまゆ
南北戦争時代の激戦区があった。
山道を走りだすと雨が降り出す。
宇日
本日3回目の食事
団子汁定食。かなりおいしい。
佐伯
超土砂降りになるが、気にせず進む。
テンションがおかしくなっている。
Aコープで4度目の食事。
津久見の峠はあり得ない急勾配
下り坂は怖い。
長い坂を下り切り臼杵へ
臼杵
つくと雨が止む
八幡浜
21時に到着。
また雨が降ってきていてテン場を探す余裕がない。
図書館の自転車置き場で野宿。
フェリーでも寝たためなかなか寝付けない・・
155km
四国上陸!
68日目
八幡浜
明らかな寝不足だけど、人が来る前に撤収しなければ。
8時に出発。
体調は良くないが、天気がいいと頑張れる。
大洲
ジョイフル発見して休む。
甘いものが無性に食べたくなり注文。
身体が糖分を欲している。
道の駅内子
天気が良く気持ちよく走れる。
少し休憩して、コンビニで売っていた柿を食べる。
甘さと水分と栄養がちょうどいい。
犬寄トンネル
その後の坂にキレる
斜面が急な上、道が狭くトラックがスピードを出して走り抜けていく。
何度も巻き込まれそうになる。
キレて叫ぶ。
新潟の親不知峠以来の命の危険を感じた。
伊予・松前・松山ゴール
そして道後温泉で有名な松山ゴール
千と千尋みたいな外観。
少し夜の道後の街を観光した後、疲れて野宿。
70km
69日目
松山
道後公園はきれいだった。
そんな中、浮浪者(自分)一人野宿。
ガストで朝食。
曇りでやる気が出ないが、温泉に入ったため疲れは取れた。
朝のラッシュのため市内は混雑。
トラックの騒音がうるさすぎて、MDのボリューム上げて進む。
重信・川内・小松・西条
高松まで160㎞だが、あまり寄るところがなくひたすら走る。
九州はT田さんにもらった鈴木亜美のMDをエンドレスリピートしていて、四国に入ってから別の音楽に切り替え。
鈴木亜美以外の音楽が新鮮。
桜三里
峠を1つ超えるとあとはひたすら下り坂
昼飯でコンビニで食事をしているとおばあさんに話しかけられる。
ご主人を4年前に事故で亡くされたそう。
本当に事故には気を付けてと心配される。
昨日の犬寄トンネルの件もあり、注意しながら進もうと誓う。
新居浜
ガストで2回目の昼飯
雨が微妙に降ってきて少し寒い
土井・伊予三島・道の駅とよはま
レストランがあったがさすがにお腹いっぱい。
ガスト寄らなければよかった・・
豊浜
ひたすら11号線をはしる。
観音寺
山登りのような階段を上り寛永通宝
お金は、寝るとき屋根があって、風呂と洗濯と電気、あとビールが楽しめれば十分。
三野・高瀬・喜通寺
曇りだったので気候はちょうどいい。
午後だったがやる気が落ちずに距離を延ばせる。
丸亀
やっとゴール!そしてコインランドリーも発見!
久しぶりに洗濯。
140km
70日目(10月9日)
丸亀
海浜公園で野宿。
起きると昨日とは真逆の快晴。
海と空が綺麗。
高松
1時間半ノンストップで走る。
天気が良いので気持ちよく走れた。
四国はあまり回れなかったので、また来たい。
2年後、就職活動終了後、1人瀬戸内海チャリ旅で達成。
フェリーは2,000円の割には豪華。
弁当食べて音楽聞きながらマッサージチェア。
温泉以上にくつろげた
兵庫
フェリーが着くと突然の都会
少しビビる
人も車も多いが、信号も多くなかなか進めない。
10㎞すすむのに1時間以上かかる。
峠の方がましに感じた。
磯山公園のデザインがおしゃれ。
流石神戸
甲子園
そして、当時社会人1年生だったYシキさんと再会。
荷物を置いて、電車でなんばへ
そして久しぶりの生ビール!
生き返る。
久しぶりにたくさん飲む!
2次会、3次会とよしきさんの知り合いも合流して色々話す。
そして記憶を失う。
60km
71日目
Yシキさん邸
酔っぱらって寝て、外の明るさで起きる。
昼まで寝過ごしてしまったかと思ったが、まだ9時だった。
シャワーを借りて酔いを醒ます。
ビールだけだったので、二日酔いはすぐ回復。
Yシキさんにお礼し、写真を撮ってもらいスタート
2号線へ。
今日も天気がいい。
尼崎
ガストで朝食。
淀川で見た空がきれいだった。
大阪
そこから大阪府内へ。
人も車も信号も増えてくる。
10㎞走るのに1時間半・・
門真・四条畷
少し交通量が減り走りやすくなる。
日差しが強い。
清竜峠は勾配がきつく、ギアを一番軽くしてもきつい。
名前が某居酒屋と一緒で優しくない。
精華
トンネルは歩道がない。
狭い下り坂のトンネルは毎回命がけ。
トラックが多く、ハンドル操作に超集中する。
山の中になると、秋を感じる景色。
平城京跡
奈良公園・東大寺
これが大人か。
木津ゴール
定食兼居酒屋で2時間居座る。
酔っぱらいうるさいが、人のことは言えない。
休んでからテン場を探す。
60km
72日目
木津スタート
神社の公園で野宿。
朝はもう寒い。
日陰は半そでじゃ無理。
山城・笠置・南山城
山の中に入っていく。
人里離れた田舎。
ゆるく長い上り坂を上り切ると、下り道が続く。
道が狭い。
トラックがプレッシャーをかけて幅寄せしてくる。
こんな誰もいない所でひき逃げされたら完全犯罪になるから生き延びるために必死。
鳥ヶ原・上野
見晴らしの良い平野。
デパートで昼飯。
ボリュームがあるのでココイチを思い出す。
伊賀
25号線はダンプとトラックばかりの渋滞。
世間は3連休で鈴鹿でF1をやるらしく、車が多く車道は走れない。
仕方なく歩道をゆっくり走る。
関町・亀山・鈴鹿
山道に入ると、交通量は減った。
道の駅関宿
牛丼を食べてエネルギー補給。
亀山への道も大渋滞・・
四日市
日が暮れるが目的地までまだ50㎞
ナイトランを決行!
20時には着くと思っていたが・・
桑名・名古屋
夕方はさらに車が増え、クラクションを鳴らされながらも進む。
名古屋に近づくと川をいくつもわたる。
橋には釣り人も多くあぶない。
市内は歩道を走るが、段差が多くうざい。
19号から41号へ。
小牧ゴール
そしてゴールに着いたのは23時・・・
Nっちりさんと再会!
実家に泊めていただくが、遅なってしまいご家族にご迷惑をかけてしまった。
夜遅くまでNっちりさん、お父さん飲み。
ユニークなお父さん。
Nっちりさんがしっかりして見える不思議。
150km
夜中遅くに汚い後輩を泊めてくださり、本当にありがとうございます・・!
73日目
小牧
Nっちりさんの母校や小牧山を見学
お母さんからお弁当をいただく。
本当にありがとうございます。
Nっちりさんからは「尾張小牧ナンバーの車には気をつけろ」とありがたいアドバイスも笑
春日・瀬戸・豊田
155号から1号線合流を目指す。
車道を走れず、歩道をひたすら走る。
もどかしい。
ジョイフルで昼食にするが、休日のため込んでいてゆっくりできない。
岡崎
1号線に合流できたのは2時ごろ。
予想通りコンビニ難民になったので、Nっちりさんのお弁当をいただく。
ボリュームがあって本当に助かりました!
Nっちりさん、お母さんありがとうございます。
音羽・豊橋
綺麗な夕焼け。
川と城と夕日。
昨夜は名古屋市中心部のナイトランだったので、それに比べると走りやすい。
浜松ゴール
遠州大砂丘のそばをテン場にする。
135km
74日目
浜松スタート
とうとうテント生活も今日で最後!
(のはずだったが・・)
朝6時半に出発してすいている1号線を走る。
3連休の中日のためか、車が少ないので快適
COCOSで朝飯。
24時間営業はありがたい。
掛川・菊川・吉田
掛川は祭りをやっているらしく法被姿の人が多い。
田舎道が増えてきて落ち着く。
昼飯は奮発してウナギ
焼津・大崩海岸
波が強い。
テトラポットがなかったら道路に普通に届いている。
こんな天気がいい日でこれだと、台風の時は大変そう
清水
海沿いのいちごライン
最高の天候
由比
その後は1号線に入りひたすら三島を目指す。
富士山をバックに夕日に染まる工場の煙突が印象的
途中からわかっていたが、今日中のゴールは難しい。
最後の難所の箱根峠に挑む前に、今日は三島に泊まることにする。
三島ゴール
三嶋大社近くでテン場を探していると、近所のおじいさんに話しかけられる。
「いい場所を案内してあげる」と大社のすぐ横へ案内される。
ここ、野宿していいの?と不安だが、折角なのでテントの準備。
警備員が来たが、おじいさんが説明してくれた。
警備員はOKとは言えないが、黙認してくれた。
おじさんありがとう!
そのまま2時間ぐらいおじさんと立ち話。
「世界は360度ある。
でも1人の人は10度しか見れない。
色々な人を知り、
生き方を知ることで、ずつ視野が広がっていく」
150km
次の日はゴールし、そのまま打ち上げ→潰れるので日記はここまで。
20年後に読み直すと、「あ、この言葉、この時ここで聞いたんだ!」という自分の核となる言葉のルーツを沢山発見。
この旅で色々な人から聞いた言葉が、今の自分の核になっている。
75日目(10月14日)最終日
三嶋大社スタート
日記の記述なし。
写真のみで振り返り。
下りはあっという間
140km
《ここまでのまとめ》
■75日間・約7,000km、東西南北の岬を全て走破!
■色々な方に助けてもらい、色々なアドバイスをもらい、今も役立っている。
→この旅のお陰で、家の重要性を心から理解し住宅業界に進む。
→日本中、どこの出身の人ともとりあえず出身地話ができる。
(通らなかった高知と和歌山は、通らなかった事で行ってみたいと話せる)
→突然、どこに出張が決まっても大丈夫。
(宿が決まってなくても大丈夫。)