大学時代、休日はアウトドアで色々な事に挑戦してきましたが、普段の生活は・・
ダメ人間でした。
■1年生の時の日常はこんな感じ
平日はバイト
(スーパー、居酒屋、ミスド、一日派遣、チャリ撤去)
↓
たまに大学行く
↓
授業に行く前にサークルのラウンジで一休み
↓
先輩に見つかり、麻雀に連行される
↓
そのまま飲み会
↓
だいたいオール
↓
お金がなくなる・バイトしなきゃ
↓
振り出しに戻る
毎日がこの廃人ローテーションでした。
そしてこの日常を繰り返していると、ある問題が・・・
それは、
授業に全く出てない・・
大学には行くものの、そのまま誘われて麻雀→飲みで、全く授業に出ていませんでした。
入学当初は「これ、大丈夫か?」と不安もありました。
でもそんな時、不安を取り除いてくれるありがたい先輩達。
偉大な先輩方から魔法の言葉を教えてもらい、それによって、安心して廃人ローテーションを続ける事が出来ました。
その魔法の言葉とは
「社学は、大丈夫!!」
他の学部に比べて、単位があまり厳しくない社学。
だから普段は授業に出なくても、テスト前の努力で大体何とかなるそうです。
さらに、頼りになる先輩からテストのマル秘テクニックも教えてもらい、
「これなら単位楽勝だ!」と安心しきっていました。
そのマル秘テクニックとは・・
「テストの裏に校歌を書けば、早稲田愛の強い教授は単位をくれる!ただし、間違ったらテストがどんなに出来ていても不可になるから校歌だけ完璧にしろ!」
→純粋な大学一年生の私は信じました。
「あの講義は優や良はほとんど取れないけど、テストに名前さえ書けば「可」なら取れる」
→純粋な大学一年生の私は信じました。
「あの講義は、テストに出席さえすれば・・」
→純粋な大学一年生の私は・・
先輩のありがたい教えを信じ、普段は全く授業に出ず、テスト前だけ全集中!
そのお陰で、1年では12単位が取れました!
そう。
12単位。
・・・
年間で取得出来る単位の上限は40単位。卒業に必要な単位は128単位。
1年生で12単位だと、
ほぼ留年確定・・
留年どころか、もしこのペースで単位取得すると、
卒業するのに
・・・
11年かかる・・
周りの1年の仲間は、フル単ばかり。
流石にこの時は心が折れそうになりました。
単位との戦いに「完敗」
その日は1日落ち込んで、
夕方からいつも通り飲み会行って、
いつも通りオールして、
次の日二日酔いになって、
起きられずに一日寝て・・・
私の場合、そうするとだいたいの不安は、二日酔いと一緒に消えます。
(復活のルーティン。風邪のひき始めにも効果的!)
復活してよく振り返って考えてみると・・
偏差値30(少しサバ読み)から早稲田に入った私にとって、単位落として追い詰められた程度の逆境は、「いつも通り普通の事」という当たり前のことに気付きました!
そして2年目からは、本気で単位と戦おうと決意
講義の選択から徹底研究!
目的は「学ぶ」ことではなく、何でもいいから「単位を取る」こと。
「興味がなくてもいい。とにかく確実に単位が取れる講義。」
「テスト一発勝負は危険なので出席点が加算される講義。」
「優や良はいらない。確実に可が取れる講義。」
を調べ尽くして選択。
こうして、ギリギリの崖っぷちのまま、一歩も引かずに3年間戦い続けました。
そんなギリギリの状態で、2年生の時日本一周に挑戦し、授業を全て丸2週間休む。
→この挑戦は、色々な意味で人生をかけた挑戦でした。
・4年時は就職決まっても、卒業できるか分からず全く安心出来ず。
→4年の成績発表は受験の合格発表以上に緊張しました。
そんなほぼ留年確定の崖っぷちで戦い続け、
3年間フル単位を取り
何とか卒業する事が出来ました!!!
そして、この単位との戦いで人生で役立つ多くの事を学びました!
《戦いから学んだ事》
︎■先輩を信じない。あやしい情報を信じない。
テストの裏に校歌を書いても単位は取れません。
マル秘情報を教えてくれた先輩はみんな留年・・
︎
■ピンチはチャンス
1年の時にフル単だった仲間は、その後油断してほとんどが留年・・
最初に追い込まれていて良かった!
︎
■戦いの後遺症
「最近忙しくてあの授業出てない!出席点がヤバい!!」
「明日テストだ!何も勉強してない!」
という、仕事と学生時代をミックスした悪夢を20年経った今でもよく見ます。
■謎
これだけ必死で戦ったのに、肝心の講義内容は1つも覚えていません・・
記憶喪失か?!
【サバを読まない本当の偏差値はこちら】
【早大社学とは】